こんにちはTommyです
実は春から2年ぶりに仕事復帰したのですが、
それはそれは子供が感染症にかかりまくりで・・・
上の子の時も毎月何かしら発熱はしていましたが、
今回は毎週何かしらかかっているので会社の有休も既にかなり多く日数消費しました
5月に復帰してヘルパンギーナ→RS→溶連菌→川崎病です(その間普通の鼻風邪もひいています)
去年の夏も、一家全員コロナに順番にかかって外出できない悲しい夏を過ごしたものでしたが
今年の夏も川崎病による24時間付き添い入院でほぼほぼ終わりました~
川崎病の知識がほとんどなく、発覚後も不全型の情報をネットで日々探していましたが、
くすぶり型の川崎病の情報があまり見つからず
川崎病の中でも珍しいタイプなのかなと思ったので
同じような症例のお子さんの一事例として参考になればいいなと思います
始めは夏風邪の診断でした
7月末、その日は上の子の誕生日で花火大会に参加した帰りでした
帰りの電車で下の子を抱っこしていて、「なんだかいつもより体がポカポカしてるな~」くらいに思っていました
その日もとても暑い日で、長時間外にいて花火を見ていたこともあって
こもり熱かなくらいに思っていました
食欲もあって笑顔で走り回って元気いっぱいだったので
特にこの時点では心配はしていませんでした
鼻水や咳等の風邪症状も全くありませんでした
翌日の夜になっても元気なのに熱は下がらず
38度程度ありました
風邪にしては元気だね~なんていいながら
翌日は仕事を休んで病院に連れて行きました
保育園でコロナ感染者がでていたので、コロナとインフルの検査キットで検査してもらいましたが
結果は陰性
夏風邪ですかね~ということで様子見となりました
溶連菌陽性!安堵したのもつかの間・・・
しかし、翌日頃から様子が急変
解熱剤で様子をみていたのですが、日に日にぐったりしていく我が子
症状としてこんな感じでした
- 40~41度の熱が続く
- 解熱剤がほぼきかない
- 食欲が異常なほどない
- 水分を異常接種する
- 嘔吐回数が増える
※ 入院時の血液検査で低ナトリウム血症も起こしていたようなので、嘔吐はそのせいもあるのかもしれません
上記症状に加えて、目が充血して赤くなっていました
「これはおかしい・・・!」と感じて再度病院を受診すると
目の充血から溶連菌なのでは、ということで検査をしたところ
「陽性」
やっと原因がわかった!抗生剤を飲めばよくなるはず!
原因と対処法が明確になって、夫と一緒にほっと安堵しました
1、2日で抗生剤の効果がでて解熱していくということで
あと2日の辛抱だ!と吐き気止めと一緒に頑張って薬を服用させました
でも、全然症状がよくなる気配がないんです
それどころか日に日にさらにぐったりしていってしまい
ほぼ食事もとれない状態がつづいて
立つこともできなくなっていました
溶連菌なのに抗生剤がきかないなんて・・・・丸2日たっても熱が下がらない状態を見て
また病院に朝一で連れて行きました
奇跡的に発見できた川崎病
本当に偶然にも、その日は外部から大きな病院の先生が診察に来られている日でした
そんなことも把握しておらず、逆に「いつもと違う先生なのか・・」くらいに思っていたのですが
この偶然が発症から7日ぎりぎりの川崎病発見につながったのでした
部屋に入って診察すると
先生から真剣な表情で
「充血はいつから?熱はいつから?この唇の赤みはいつからなの?」と質問が飛びます
BCGの跡やリンパ、全身症状をチェックしている様子を見て
ずっと心臓がドクドクなっていたのを覚えています
「お母さん、川崎病の可能性が高いです」
「すぐに検査して入院・治療になるので、このまま大きい病院に向かってください」
私は頭が真っ白
川崎病? 公害病なの?
そんなとんちんかんな知識しか持っていなかったのですが
先生の真剣な表情やこれから病院に直行して検査・入院が必要とのことから
これは危険な状態なんだと感じました
目の前でぐったりした子供を抱えながら、涙があふれてきて
病院に向かうタクシーは大号泣でした
到着後も、号泣し続けている私を見かけた受付の方が
「お母さん落ち着いて、書類かけますか? まずは、座ってくださいね」
と優しく対応してくれて、少しずつ落ち着いてきました
結果として、川崎病は血液検査の検査結果等によって確定診断ができる病気でなくて
ガイドによると主要症状が5つ以上揃うこと川崎病と診断できるが
それも同時期に出揃わないことも多くとの説明を受けました
また、この病気の一番怖い点は血管の炎症により病後心臓に冠動脈流が発生する可能性がある点
そのため発症からなるべく早く炎症を抑えることが大切な様です
そして原因が分かっていない病気であること
しかしある程度治療方法は確立していて、免疫γグロブリンという血液製剤を輸血することで
8割方は快方していくことが多いそうです
ネット上の情報でも、発症から5日以内に治療開始したほうが良いという情報もあれば
10日以内という説もあって、この辺りは何か明確な基準がないのかもしれないと感じました
病院で説明を受けた際には9日以内に治療開始しないと効果薄いということ
我が子は、この時点で発症から7日目
主要症状が5つ程度該当していることや
ある程度発症から日数が経過しているため検査結果等をまつと効果が薄くなる可能性があるため
結果を待たずにすぐに治療開始の方向となりました
即座に輸血治療開始のための説明や同意書の記入や、点滴のためのルート確保が始まりました
私は目を真っ赤にしながら、入院や治療方針・それに伴うリスクの説明資料を読んで、判断して書類のサインしていきました
ずっとぐったりしている我が子が少しでも回復する可能性があるなら早く治療開始してあげたい
やっと原因が見えてきて、また直近急変する可能性があるような病気ではないこと等の説明も受けて
少しずつ私も落ち着いてきました
原因がわかってよかった・・・
80%の患者が一回の治療で良くなることが多いみたいだから、これを乗り切れば大丈夫
この時は残りの2割に該当してしまい不安な日々が続いていくなんて想像していませんでした・・
長くなるので、入院後については後編に続きます